嘘日記

ハジラス・ピカトンポレスに言われるまでもない教え。

おこがましいぜ。 おこがましいぜ。 おこがましいったら、ありゃしないぜ。 なんてぇことが書かれた石碑。そんだけ。ほかにもなんか書かれてたんだろーけど、今残ってるのは、かけらだけ。 かけらは、丸くて薄っぺらくて、ちょうどよかったので 「んなこと言…

Don't trust, you finish collecting and finish clasifing.

CDプレイヤー on the「Bitter Sweet Sunshine」。 安っぽいコンポは低音ばかり強調して、音はやけに響く。 Common twist and twist!and twist and twist! 僕は君のこと大好き。 こんなに嘘くさいラブソングは、そんなにない。悲しくないけどね。楽しくもな…

imagination breakdown

人間の自由を奪うというのは簡単だ。例えば腕と足を、体の後ろ側でひもで結んでみればいい。 人間は球体でもないし、対称性も、鼻から股間へと抜けるラインでの線対称しかない。関節は曲がる方向が決まってる。まったく数学的な問題として、人間は自由ではな…

The great mistake of my discovery partⅢ.

家のパソコンの調子が悪いのと、出かける用事が多いのとで、このところさまざまなマンキツをうろついては、そこでこのような文章を書いている。 昨今のマンキツでは、寝椅子の席で横たわって眠れたり、シャワーがあったり、同じビルのファーストフード店と提…

Lost Medicine Super Tecnique

飯を食うと心臓がどきどきする。 チューブを胃に突っ込まれて、栄養とかを流し込まれて、それでも飯は飯。たぶん。 どきどきするのは、消化して、吸収して、なんとかかんとか生きようとしているからだろう。 それはそうなんだけど、そうじゃないことを思う。…

たまご

10個1パックのたまごが、いつの間にか部屋にある。 僕はその横で眠りながらたまごのことを気にしている。 何を作って食べようか。 ゆで卵。卵かけご飯。目玉焼き。オムレツ。ポーチドエッグ。スクランブルエッグ。 一人で食べきれるかな? 腐る前に食べき…

不幸のことは知っている。

つらい思い、苦しい思い。 そんな思いをする予感。虫の知らせっつーの?例えば、サンダルの鼻緒が切れた日。例えば、鳥にふんを落とされた日。例えば、目の前を黒猫が横切った日。 そういうのってあっただろ? 死んだ猫を見た日だった。 グズグズの役立たず…

お買いもの。

if。もしも。もしもボックス。 みたいなありえない話で。 一億いや五千、二千万とかでいいや。 金があって。 俺もう一歩も部屋から出なくて、それでもあらゆる食料飲料、あらゆる日用雑貨、あらゆるエンターテイメント、が手に入るなんて、俺んちショッピン…

long,day walk

悲しいような、悔しいようなことがあったので、歩いていく。 そんな言い訳にはなんの意味もないけれど。 つらつらと歩きながら思うのはそんなことで、パンをかじりながら、紙パックのお茶を飲みながら、歩くのをやめない、ってのにはそれくらいの理由が必要…

飛ぶ夢をしばらく見ない

って言ったのは誰だっけ? あと、本物じゃないけど宝物(ほうもの)だー、ってのは? このごろ、とてもだらしない生活。 バイト終わったら酒飲んだりして。ベリーパンク。 いや、単におっさんなのかもしんない。 ハードボイルドに憧れていたのを思い出した。…

雨でもなく、歌も歌わず、彷徨って。

右に曲がればよかったんだろうね。あの時。 空気がむっと熱をためていて、まだ夏ってわけでもないのに、日陰を探して、それを伝って歩いていたんだ。 それで気づかなかった。あそこで曲がるべきだった。じゃなきゃたどり着けないんだ。道はまっすぐなばかり…

窓際

「んじゃ練習の時間なんで、体育館に集まってくださーい」 と学級委員が呼びかけて、だらだらとつるんで教室から出て行った後で、なんとなく取り残された。しょうがない。特に仲いいやつもいないしね。 誰もいない教室にも机と机と机があって、それ同士の距…

パンク風に書き直してみる。

金のためのくそったれな仕事もようやく終わったぜ。 でも、金がなくなったらまた働かなきゃな。 暇でしょーがねーから、くだらねえことをやってみるか。 受け攻め診断 (冬枯れの街より) 結果はへたれ攻め 野良犬みてえなおれにぴったりだな。

To say with loud and lively voice was nothing.

頭の中、耳の奥、三半規管の向こう側で、誰かが歌っている歌が聞こえる。 たまにぼんやりと思うだけだし、どうしてもってほどじゃないけど、その歌を聞かせたい。 耳を澄ましても聞き取りづらい、しかもどこかアルファベットじゃ書けないような外国の言葉で…

潮風

なんていうんだろう?湾?渚?それとも海辺?それか、河口とか? まあ、そんなところ。海に川が流れ込むところ。堤防の上のなめらかなコンクリートにぶつかって、潮風が学生服をはためかせる。 ズボンなんかつるつるのぴかぴかで、風でしわができると、その…

エクスキューズオーガナイザー,カムヒア!カムヒア!もしくはスマイル

わけ分かんねえ。 俺こんなうらぶれたぎっちぎちのスナックで何やってんの? ふと、きっかけもなく腹旗春端はその疑問に気づいた。 見回せば、薄暗い店内、どこからか漏れてくる光を集め、反射させる、誘蛾灯のような服を着て、誘蛾灯のようなしぐさの女たち…

なんでもないこと。そうでもないこと。

金欲しさに、治験のバイトをしようと思い、知り合いの知り合いの知り合いの、といろんな人に迷惑をかけて紹介いただく。 で、金曜。朝早起きして、血液検査にひっかかるのでタバコも吸わず、一時間も電車にゆられて、事前検診(治験の内容の説明や健康条件が…

ブリザードの夜 (sweet fantastic mix.)

世界中ブリザードで、校舎に残っているのは子供たちだけだった。 廊下は真っ暗だ。教室の廊下側には窓がなくて、ミルとアンジーのいる教室の開いた扉からだけ、光が漏れている。雪をのせた風の音だけが響く。マックスたちの気配はない。吹雪の中に二人きりみ…

ブリザードの夜

世界中ブリザードで、校舎に残っているのは子供たちだけだった。

愛する、の組み立て方(注:スピリチュアルカウンセラー風味。)

先週くらい読んだ雑誌(スピリッツかなんか)で、リリーフランキーと本上まなみマイラブの対談にて。 リリー「ドラマとかで記憶喪失の人が出てくるだけで泣いちゃう。 だって実際記憶喪失の人って見たことないでしょ。周りにいない。 本上「ああ。私もない」…

WARって単語が短く言い易いってのはすっげえ嫌らしいことなんじゃないか

戦争のことは知っているけど、戦争は知らない。戦争とはどういうことか?男は考えてみることにした。 戦場で聞く音楽は、不安をかきたてる音。連想を呼ぶ言葉。耳にまとわりつき、離れない旋律。安息はないだろう。他ならぬ自分が許さないのだから。ぎりぎり…

全自動卓にビールを

今日は元玄人の旦那と新妻の私、クラスメートのジロちゃんともっさんで、最近深夜の通販で買った全自動卓を囲んでいます。 国士無双をテンパイしました。 「あー。きしめんってのは、うどんを早くゆでるために平べったくしたんだってねえ」 「何?テンパイし…

絶望からもうずいぶん離れて。

無難なことを書いてもつまらない。のではあった。 重く鈍いやつだ。沈んで沈んでどこまでも沈むかのように。 底の浅いやつだ。しかし底についちゃえば、あっけない。 勘の鈍い奴だ。どこまでも沈んでいくことに絶望するのだ。どこまで沈んでいくか分からない…

吐き気がするほどフレンチポップだぜ!習作

高校のころ、演劇のビデオが見たくて、でもうちのビデオは壊れてたし、ビデオの持ち主は女の子だから家にお邪魔するのもなんだし、ってんで、ラブホテルで見た。今思えばそのほうがもっと、なんだかなあだ。 あそこでSEXしてなきゃ、もっとちゃんと愛せたか…

こんばんわ。あけまして。おはよう。

味噌と比喩という言葉だけででたらめの歌を作りながら、ずっとバイトをしていた。 バラードはできなかった。七時とかには空が暗くて、人も少なくて、世の中が動いていない感じ。 でも、それくらいであたしはさみしくなったりはしない。 バイト終わらせて自転…

パク・シネを見て、死に続けているあたしを思い出した。

「ゆっくりさよならをとなえる」からもうひとつ思ったこと。 全部書かなくてもいいんだな。 日記で、そのときのあたしの状況を全部書いて全部伝えようとしても、伝わらないものは伝わらない。 そもそも、誰に伝えようとしてたんだろう。 めんどくせぇ。 めん…