嘘日記
どうも。やんごと〜、やんごと〜、などて夜毎泣きじゃくる俺イズ死体性病。やんごとなき御方の意外なアレ、いわゆるヤンアレである。ジャン・アレジの部分集合である。どうしたって?いや、ちょっとツレがアレでツレってね(自意識が首に縄かけて引きずられる…
嘘だ、嘘だろ。四月、なあ、嘘だと言ってくれ。四月。バカやろう。そんなこと言うな。嘘だ、四月、嘘なんだろ。なあ。 なあ神様。いるのなら助けてくれ。助けてください。どうして。なんで四月だけが。ああ神様。はてなアンテナをください。頼むよ。神様。お…
いつものごとく、特に理由も無く死にたい。あらヤダ恥ずかしい。生きてるなんて。 というわけで、いきつけのビルディングの屋上へ。どこにいても死ぬことばかり考えているのだが、そこはそれ。雰囲気づくりってやつである。 屋上を囲う柵を乗り越える。向こ…
ハ。ハ。ハロー。へロー。ヘイ&ロー。 馬鹿者どもおこんにちは。腐れポンチどもにグドモーニン。NotePCのキーボードにウンコしてるニャン子ちゃんにももしかしたらナイストゥミーツー。共通項でくくれない全てのあなたにご挨拶を。しかしすべての貴方は午前…
ファンタジー小説に出てくる、灯台守のようになりたかったのだ。 姫野カオルコ「なんか」(「ちがうもん」所収) 灯台守になりたかった。今でもできるものならなりたいんだ。長い間、変わらないものを変わらないように、1人、手入れし続けていたい。お腹は…
曇天。 無風。 湿る八畳。 破壊せよ、と彼女は言う。 いや、違う。何だ?何語だ?タガログ語か何かか?俺はミリーナがどこの国から来たのかも知らない。 「ねえ、チューして」と彼女は言う。 いい女だ。この街に、このクソッたれた街にいるのが信じらんねえ…
http://cross-breed.com/archives/200404271838.php 思いついただけで書けなかった。
散策ついでに、近所の監獄に足の伸ばした。 明るく暗い6月。太陽は輝いていると言うのに、ぐずぐずととどまる雲がそれを遮っている。湿り気を帯びた大気がつきまとって、光は見えているのに届かない。まるで私の生活のようだ。 刺激が足りない。こんな日は…
「「デンデンデデンデンデンデデンデン……」」 「キャッちゃんいつもの言ったげて」 「聞きたいか俺の消された記憶」 「そのすごい目撃談を言ったげて」 「教えてやるぜ催眠療法で」 「自意識捨ててついてきて」 「色即是空」 「idiot the fool」 「俺の伝説…
はいどーも。ドオモ。 というわけで、宇宙人なんですけども。デブェモド。 一応ね、あ、「「U・F・O!」」(ポーズ) えぇあれですね。『もやしもん』。メヤヒモン。 ワレワレのね、集めてる地球の情報を、見たことない組み立て方してまして、地球人がん…
「脈絡ありません」 「心迫数低下しています」 「コミュニケーション、インタープリテーション、共に機能を停止しました」 「論理繋がっていません」 「話噛みあっていません」 「何を言ってるかわかりません」 「何を言ってるかわかりません」 「何を言って…
というフレーズが頭にこびりついて、 というイメージに阻害されてしまう。 物語が生まれる。そうしてその物語以外何もまともに考えられなくなる。 ゆるいカーブの内側の排水溝。傘をさすほどじゃない雨。死んだ猫。猫の死。猫の死だけを幻視として予知する男…
ゴールデンウィークにやりたかったこと行きたかったとこがこんなにあるんだよ。というのを書いてみる。わぁすごい豊かだね。お金持ちだね。まさにゴールデンだね。でもそれ書いただけじゃん。一個もやってねえじゃん。と指摘されるとへこむ。でもやるんだよ…
「ドルメニア・バスライダース・ジュベベデタブトゥーッ!!」 怒声と渾身の筆の運びとともに、村田ひろゆきは最後の乳首を書き上げた。 裸の上半身をびっしょりと濡らす汗。立ち上る湯気。執筆の激しさが容易に想像された。裸の下半身も想像できた。見ない…
昨日のことを、普通の日記で書きます。 FFのせいで外に出られない病気だった僕は、FFをやりながら、ふと思いました。 「今日3月最後の日じゃん。明日からドリキャスが買えなくなっちゃう!!」 そんで、ドリキャスを買いに行くことに。 ドリキャスを販…
山水意によらずただ在り。風情を見出だす粋により。 山河雲中異郷を宿とす。名は仙潜千泉湯。雅により。 山石に埋もれるも果てぬ。幾夜朽ちぬは意志により。 とどのつまり、この山奥の宿の由来のようなものか。と、備え付けの手ぬぐいを眺めつつ、袴々田(は…
キャー。(一同斉唱) ありがとうございます。 えー、たむらけんじ。あ、敬称は省かせていただきますが、たむらけんじと言えば、「死ね!」である。これはお集まりの皆さんもご存知の通りと思います。 「俺より売れてる芸人全員…(ここで猛る観客の1人から…
僕は核心に触れないように髪を切る。 ねじる。縛る。逆立てる。それにぴったりの長さに切る。 僕の髪は細くて、だいたいはまっすぐなのだけどところどころ変な猫っ毛だから、素早くセットするためにボリュームを減らす。もちろん減らしすぎてもいけない。ま…
ブログを読んでいるんだ。 分かりやすい文章で、観念や文体に頼りすぎない。けれど、心に引っかかる考えを書いている。そんなブログだった。暖かい飲み物が似合うような。 カテゴリーは動物の顔を模していて、文の結びが、サルの口を表す「ω」みたい。どんな…
君の名前を探したっけ 目にしたくて 耳にしたくて 君の姿を探したっけ 騙し絵重ね合わせるみたいに 君の口癖真似したっけ 会えないなら なっちまいたくて 君に未来をプレゼントしたっけ 妄想だったら自由じゃん 君の感触思い出したっけ 触れたことなんてない…
バンクーバーに行きたいな。 レストランのガイドブック。 自転車屋さんの自伝。 アイスホッケーチームの歴史。 ファッションショップはやりたい放題。 パソコンで見る地図。 ホームページの写真。 サーフ・ライフ・プロモーション・ビデオ。 お気楽な スカパ…
そうして必要に迫られたので、王は涅槃の王のごとくふるまう。 なぜって、王の涅槃は未だ混沌として、ぐずぐずのもの、色のあせたもの、ガラクタ同然のもの、其のようなものが散らばって溶け合っているのを、ただちに律されねばならないし。 気分が悪いわけ…
―えーと、つまり、どういうことなんです。 「振込みだよ。奴は振込みをしなくちゃならなかった。その日のうちに。それだけさ。一連の笑えないコント、必死さとくだらなさが同時にあって、結局笑えもしないコントみたいになっちまった事件の核は。振込み。だ…
あー、行動に引きずられてしまう、っての。町田康も書いてんな。 心の中で怒鳴りまくってるが、ヘタレのふりをしてへらへらしていると、へらへらが止まらなくなって間抜けをさらす。ってな。 んで後から、 俺は何をしておるのだ。違う。こんなんじゃねえ。こ…
老人の言葉は聞き取りづらい。 「わしも引退して、コレと散歩だけが楽しみでな」 そう言ってタバコに火をつけた。 僕もタバコをくわえた。左手をそえて、100円ライターで火を差し出される。深く吸い込む。にやり、と彼が笑ったような気がして、あいまいに…
うちにテレビの人が来て、なんかわちゃわちゃして帰った。 大変だな、と思った。 ま、それはいいとして。 価値観。価値観というものが。 クソむかつく。 なんだそれ。 何を当然だと思っていやがるんだ。 猫は。 かわいい。 かわいいのは。 やめてくれ。 自転…
今日の日記は、嘘日記ということにします。 心からそう思ってるわけじゃないけど、まるっきりの嘘でもない。 不満はいっぱい。 憎らしいくらい。 でも、愛してる。 っていうのは、何て言う言葉なんだろう?