安めぐみさんのこと

本屋に行った。今日発売の雑誌には安めぐみさんが表紙なのが多い。


詩篇1 中学生
安めぐみかなりエロくねぇ?」
「エロいわー」
「マジやばい」
安めぐみがクラスメートだったらどうする?」
「エロい」
「絶対告白する」
「でも安めぐみ似の中学生ってフケすぎ」
「あー」
「ほんとだ」
「お前すごいな」
「でも安めぐみエロい」
「やばい」
話題はにこやかかつ真剣に聖典・ジャンプの解釈へと移りいく。しかる後、ポケットに手をいれ、位置を直す若き信徒達。安めぐみ恐るべしと言わねばなるまい。


詩篇2 高校生
安めぐみとセックスできるなら、いくら払う?」
「2万くらい」
「安いよ」
「俺億万長者だったら、安めぐみ買うわ。2ヶ月」
「短くねぇ?」
「いくら安めぐみでも2ヶ月したら飽きるわー」
「まーな」
「むしろ俺金もらうね。絶対こいつ淫乱だもん」
「始めは下手に出つつ調教すりゃいいよな」
「俺なしではいられない感じな」
後に伝説と語り継がれ、彼らのその後の信仰の根本を為す、『聖3限休みの会談〜楽園へ至る腰の振り方』も、安めぐみによって始まったのである。


詩篇3 大学生
「正直さぁ、そんなに美人じゃないよな。安めぐみ
「いや、このぐらいの方がむしろ落ち着くよね」
「付き合うならこんな子っていうか」
「ああ。逆に」
「逆にねー」
「ほっとできる彼女がいいよなぁ」
「巨乳とかよりむしろね」
「むしろねー」
「こんな子に飯作って欲しいよなぁ」
「もう彼女じゃなくて友達でいい」
「友達ねー」
この中に我らを嘲笑うものがいる!と血で血をあらう糾弾が行われる。しかし皆等しく童貞であり、安めぐみへの愛は等しく変わらぬものであることが確かめられた。


汝、心に安めぐみを持ち、隣人を愛せよ。