逢我名鼻埋雄

古事にいわく、逢いまみえて「我が名は……」と名乗る相手に鼻が埋もれるほどの拳。やがてその者、天下の雄とならん。これを逢我名鼻埋雄(あいわなびぃうぃずゆう)と言った。倒れた相手を抱きしめる様は、後の魔馬隷奴ボーイに「ギュッとしててね。ご主人様」の形で受け継がれ、孔子の従者の実家に居候する牧人の飼う子牛とはちょっと関係ないさる異星人をして、「ダーリン何してるっちゃ」と言わしめた。