「りんご」見逃した。

http://www.bowjapan.com/bow30/film_directors/sib.php
数年前から見たかったが、日本ではビデオ化もDVDかもされてなかったんで見れなかった「りんご」が、今日BOW30映画祭とやらでやってたらしい。友人に教えてもらったが、行けなかった。
この映画を知ったのは、吉野朔美の映画紹介本「こんな映画が」を読んで。引用で紹介。

映画のきっかけは、テレビのニュースが伝えたある事件。それに衝撃を受けたサミラ(監督の名前)が、プロットだけを組み立てて撮り始めた。みずみずしいドキュメンタリーであり、物語です。事件というのは、12歳になる双子の女の子が、父親に、生まれてから一度も外に出してもらえず、家族以外の人とも会わず、家の中に閉じ込められていたというもの。
(中略)
話だけ聞くとひどいけれど、両親には虐待する気持ちなんかこれっぽっちもなくて。むしろ娘が大事で、昔の教えをかたくなに守って育てているゆえの結果なんです。
(中略)
おそらく両親も「明日は子供たちを外に出してみよう」と思いつつ、1日延ばしにしていたら10年がたってしまった、ということなんでしょう。

相当かきたてられる映画っぽい。見たかった。くやしい。