メタメンヘラー

メタメンヘラーという概念を思いついたので、紹介しましょう。<鬱>、<迷妄>、<死に至る病>、などと自分の状態を分類しフォルダ分けできる人のことである。ただしコントロールはできない。
例:あー今日は死にたいしご飯が喉通らないし眠れないだろうし起きて2時間は動く気ならんだろうな。眠剤1錠・安定剤2錠飲んで、ヨーグルトくらい食べて、午後外回って直帰したら明日休みだから手首を切ろう。


こうして概念は生まれ、バベル崩壊。メンヘルとメタメンヘルは永遠に隔てられた。
「モーゼ!海割ったら元にもどしときていつも言うてるやろ!!」


「これって鬱じゃない?」「死にたいと思うんだけどー」と時折質問される。
俺に聞くな。メンヘル鑑定士かなんかなのか。いつの間に。ほぉーこれは江戸時代末期に誕生した絶望によく似ていますが、明治に入ってから作られた贋作ですな。しかしこれはこれで味わいがありますねー。さぁ、鑑定結果はどうなったでしょう?オープンザマインド。あー。ざんねーん。希望額には届きませんでしたー。心の奥にまだまだお宝がね、眠ってるかもしれませんので、ぜひまたどうぞー。