恋を知らない乙女ンガー

と言っておいて、少女マンガの話をしますけど、

①愛してる→②愛してることを行為で示す→③いろいろある→④行為だけが残る→⑤それってほんとに愛なの?と悩む

てなごとくは、少女マンガで伝統的に、しかもメインではない流れでよく見られる光景であります。
(例:恋のライバルにカレがとられちゃった時や主人公が本命といずれふられる当て馬の板ばさみな時)
ちなみに「NANA」はそこんとこばかりを、がっぷり描いてるのがすげーよなぁ。ヤバい。宮崎あおい超生々しい。


話がそれた。
で、これを話のメインどころに置いてるメロドラマ、ってのは少なかったと思う。
こういうのは、恋のネガティブな部分であって、恋が実ったらハッピーエンドっつう少女マンガにはそぐわない。だから、そのネガティブさも含めて、恋愛っていいなぁーつう見せ方をしてるNANAはブチ切れてておもしろい。


けども、大人の人向けのドラマやらマンガでは、大人の人はこういうこともある、と知っている(らしいよ!ここだけの話)んで、メインになったりもする。「契約結婚」とか。見てないのに勝手に予想して言ってるんだけど。


つまり何だってーと、最近のマンガは、②の部分ばかり凝っていて、①のとこがおざなりなんじゃねー。ってこと。嘘だけど。しらんけど。
むしろ、マガジンのよく血が出るマンガはなんで戦ってるのか分からない。
あと、いちごが君に1000%なマンガは主人公がなんでもててるのか分からない。
こりゃ少女マンガじゃねえや。ここまで書いて、書き出しから間違ってることに気づきました。俺バカだ。けど訂正はしません。だって、俺バカだから。


ただ、「俺は非モテだ」と言って文章書いてる人は、「②愛してることを行為で示す」っていう、ここんとこの方法を分類したり、是非を問うたり、そんなん伝わるわけないキモがられると嘆いてみたり逆切れしてみたり、そんなんをしてるように見える。


リンク先のテラヤマさんが言うことにゃ、

まず①を確かめろ。①がないんなら、そりゃ非モテじゃねえ。避モテだろ。愛してないなら愛されないのは当然だろ。愛することを覚えてみろよ。猫飼って。猫に②して。②繰り返して。したら愛も芽生えんだろ(意訳)

というとこで、目からうろこだった。そりゃそうだ。


あんたに向けた未来はない。
けど、俺も未来だし、あんたも未来だ。
ってーことですか。イェー。