switch 2004 7月号

発掘品。
映画「誰も知らない」の公開直前、去年夏の「子ども」特集。


横山剣の悩み相談室、MAYA MAXXの絵を描く教室など盛りだくさん。
「小学六年生」や「Hana*chu→」なんかの、ローティーン向け雑誌編集者へのインタビューが興味を引く。てゆーか、みなさんすげえまじめに子どもに向き合ってますね。子どもたちも不安定な、でも素直な矜持で対峙してます。


俺こんなんじゃなかったよなぁ。世代の違い?それとも俺がダメなのか?


思い出すに、中学あたりの俺の関心ごとは、なんか妙でおもしろくない嫌な奴、から、変だけどまあおもしろい嫌な奴、に変えようと必死だったように思う。
あー、でも変だからって、ちょっと好きだった女の子と教室で2人になったときに、ちょっと口では言えないことして、ドン引きされたんだよなぁ。


何をしたかって?教室の前と後ろのドアをフルに行き来しての、体が長すぎる人のパントマイムですよ。
なんでそんなんしたかって?同じ班の俺以外の男2人が露骨に彼女のこと好きで、仲良しグループが崩れそうだったんすよ。
それにたぶんうすうす気づいてて、でもそれを口にした瞬間、仲良しグループは崩れちまうだろう、ってことで、夕日とかばーんって浴びながら、ただ静かに落ち込んでたあの子を、ただ静かに慰めようと思ってさぁ。


で、俺もちょっと好きだったんすよ。いやまあ、好きっつうか、なんつーか、あれだよね。巨乳だったんだけどね。いや、確かにかわいかったしね。
でも、分かってもらえませんでした。
次の日から微妙に避けられてねぇ。
仲良しグループは結果としてなかったことになりましたね。
まあ、グループ単位じゃなく、個々人は個々人で仲良かったんですが。
ただ、あの子が男子をちょっと避け始めたかな、って。俺のせいで。


それで、たったそんだけで、俺はもうオチがついたな。
あとはどう見ても変な嫌な野郎として生きてけばいいや、って思ったね。



いらんこと言い過ぎた。え?switchの感想?宮崎あおい特集がよかたまらなかったよ。よかたまらな。よかたま。ローティーンに流行れ!よかたま!


あー、熱にうかされてんなぁ。