6時から、SU・TE・KI! NO.2

さんざんあおっておいて、寝坊したよ。


音楽ステッキ、リプライズ。
俺の浅い音楽知識は、一つの認識を中心に捉えられている。
それはこういうことだ。
「全て、音楽の発想は1980年代に、芽を出した」


鼻で笑う人も多いかもしらんが、俺はそう思うのである。
連綿と続くメロディーラインをいかした音楽のフォーマット。こういうものが確立されたのも80年代。
と思えば、音楽の快楽原則を、コンピュータを用いることで、どんどこ増やし始めたのもまた80年代。
さらに、民俗・環境というものの違いを、西洋音楽に取り入れ、もしくは西洋音楽をかみくだいて、あらゆる場所にそれぞれのポップ・ミュージック、カルト・ミュージックができたのも、80年代。


ついに音楽は、誰もがリスナーになり、それを受けて誰もがオーガナイザーになった。
それが80年代だと思うのだ。
なんの結果かはしらねえが。


んじゃ、そんなんを踏まえて、回答します。


1.所有している音楽の総量
HD内に入っているのは、前回回答したので、持っているCDの数。
ざっと数えてみて、400〜500枚ってとこ。
レコードも集めたいんだけど、部屋が狭いから無理。無理でよかった。いくらあっても足りないよ。


2.今聞いている音楽。

九階に在る食堂

九階に在る食堂

ナゴムレコード、その他日本の80年代インディーズの皆様は、90年代になって地方の中古レコード屋で次々と再発見されて、けどインターネットなんざなくって、ただただ憧れは、若者の心を東京へと駆り立てるのでありました。


そんな感じの女の子と変態打ち込みのブレンドが絶妙。


3.最後に買ったCD

マッド・フレンチ・ジャパニーズ

マッド・フレンチ・ジャパニーズ

タイトルそのままに、セルジュ・ゲンズブールミッシェル・ポルナレフなどを、超訳の天才(日本語を日本語に翻訳することも含めて)サエキけんぞうが、歌いまくり。ささやきまくり。


なんか友達にもらった、「ザ・オーディション」なんて雑誌に、携帯から送られてきたポエムを添削する連載をやっていて、あー元気なんだなぁとか思った。
オーディションは出なかった。


4.お気に入りの5曲
80年代中心音楽史観でチョイス!

青空百景

青空百景

『青空百景』〜「物は壊れる、人は死ぬ 三つ数えて、目をつぶれ」
ムーンライダーズの何がすげー、ってアルバムごとにコンセプト&方法論を、ものすごい勢いで作り上げちゃ捨てていくところがすごい。


んで、『青空百景』では、能天気でだからむなしい青空。
それが最後のこの曲でひび割れて、ぐちゃぐちゃになった。
作り上げて、それを捨て去って、じゃあね。なんてお別れ。言っているような。
どうしよう。80年代頭のアルバムなのに、もう終わりを告げられちゃったよ。


ランドセル(紙ジャケット仕様)

ランドセル(紙ジャケット仕様)

『ランドセル』〜「ダイジョブ」
怒りの衝動ぶつけまくりのメッセージソング。熱いぜピーモ!なんて思っていると、すかされる。ねじくれまくった万華鏡って比喩を思いついた。どうだろう。


ピーモのことをどんな音楽だと思ってますかー?って質問でその人の音楽観が分かります。
って心理テストか。ロールシャッハかよ。


ブルーライトヨコハマ
日本人にしかできないポップソング。歌謡曲。マイナー調だってのに、高ぶります。
「わたしの彼は左きき」もいいね。


DRIVE TO THE 21st Century

DRIVE TO THE 21st Century

『DRIVE TO THE 21st Century』〜「BABY GO ROUND」
悲しい曲ってのは、終始泣き言を歌うんではなくて、バカ明るい中にふっと溶け込んでいるものであるなぁ。(「静けさや蛙飛び込む水の音」意訳)


子どもたちのCity

子どもたちのCity

人生(ZIN-SAY!)「We're the 明大前」
このアルバムじゃないのですが、適当なのがなかったので。
逆に明るく楽しいって事は、まったくの空っぽでしかない。なんてなことを考えなくてもいい曲です。






これでおしまい。


バトン?回す?てやんでぇ!うちにゃかかあとがき4匹で手一杯だってんだ!他行きやがれ!
なんて、ネタ考えてたけど、もうとっくにバトンなんざ下火なんでした。
ちゃんちゃん。