ロマンシングサガミンストレルソング第1回「冒険を探しに行く」

昨日購入して、とりあえず5時間ほどプレイ。けっこうリセットもしたので7時間くらいかな。
冒険の舞台、マルディアスは広いです。このミンストレルソングで、広大な世界を自由に動き回る、ロマンシングサガの醍醐味はシリーズ最高だと思います。


怪盗ジャミル君になって、どんなプレイをしたか、というプレイ日記を書いてみます。
詳しいシナリオは書きませんし、攻略情報もないです。ただ、俺もそうなんだけど、人がゲームをプレイする様を見てしまうと嫌な方は、見ないほうがいいです。
じゃなんで書くのかっつーと、書いてみるのも面白いかな、とか。思い付きです。すぐやめるかもしれません。


ただこのゲーム、本当に冒険ができます。フィールドの操作感覚も、戦闘も、擬似体験ですが世界をさまよえます。
そのワクワクを、「ゲームの中のキャラの冒険をプレイするわくわく」を、妄想を交えてつづってみたいな、と。
ファミ通編集者の永田ソフトさんが、ファミ通HPに連載していた「ヴァナデール冒険日記」(だったかな?)というFF11のプレイ日記を単行本化した本がありまして、それがゲームの具体的な部分にほとんど触れないで、そのゲームの世界がどれだけ美しくて、また面白い場所か、という連載でした。
それをやってみようかな、と。
この日記は、まあだいたい自己満足でできています。


システム周りの情報は、今回はゲーム中、各町にいるヘルプキャラであるギユウ軍の説明が細かいので、それで十分だと思いますが、購入迷ってる人は


http://romasaga.minstrel-song.net/ロマンシングサガミンストレルソング極限攻略データベース)の初心者向け情報や
http://blog.livedoor.jp/rpgwatcher/archives/20772470.html(RPG板(・∀・)ウォッチィ ロマンシングサガを買うべきか迷ってる人が集うスレ)を参考に。
って俺が言わなくても知ってる人は多そうですけど。


以下ネタバレ含みます


ゲームをやるときはひねくれものを選びがち。
まっとうにモンスターと戦ったり、愛と勇気を信じれないので、最初の主人公選択でなんだかパラメーターも優男っぽくて、ナルシストのへたれっぽい、シティシーフのジャミル君を主人公に選んだ。


まずはオープニングムービー。どこかのお屋敷で盗みを働くジャミルと相棒のダウド。
いきなり声が小悪党っぽい。よしっ、予想通りのへたれだぜ。
んで、すぐに見つかって逃げ出すよ。逃走経路の確保とか何もしてないようで、警備の人の後ろを抜き足差し足で。キャッツアイの足元にも及ばない。むしろ木更津キャッツアイにも負けてるんじゃないか。
いいんです!このたいしたことない感じが、冒険心を掻き立てるから!(強がり)


んで、プレイヤーの操作できる場面になる。
ワールドマップからの移動でもどこにも行けないみたいなので、この町を歩き回ってみる。


走るときのざくざくという音と少しずつ変わっていく視界。これが面白い。
町並みの映像も作りこまれているし、そこここにいる人に話を聞いたり、店ごとに品揃えの違う店を冷やかして歩き回るだけで、少しずつエスタミルという街のこと。その外の広い世界のことが分かってくる。
どこに行こうか、とわくわくしてくる。
昔SFCのロマサガにはまれなかったのは、この部分でのアナウンスが少なすぎるからなんだよなぁ、と思う。そして、うろつく。


エスタミルという街のうち、ジャミルが最初にいるのは南エスタミルというスラム街だ。
歩いていると、物乞いの子供にお金をねだられたり、チンピラに喧嘩を売られて戦闘になることがたびたびある。
そうなっても、金を払わなくてもいいし、けんかもしなくていい、そんな選択肢が出るのだけど、この選択肢がやたら極端で、お金をやらなければ極悪な男のような、けんかを受けなければ金を払って通してもらうどうしようもないへたれのような気分にさせてくれる。
ゲームでも気弱な俺は、子供には最小の金を渡し、ちんぴらは問答無用でぶっとばす、「優しいけれど強いやつ」なんだ、と自分を納得させつつ、選択肢がでないように、ちんぴらや子供から逃げ回る。
しかし結局、知り合いらしいおばちゃんや幼馴染のファラに、最初から持っていたお金や盗んできた腕輪を巻き上げられた。


悲しみに泣きながら、子供やちんぴらから逃げながら、金をかせぐための仕事を探すと、パブで町長(みたいな人)が作っているハーレムの場所を探す仕事を依頼される。
地下通路を通り、北エスタミルへ。こちらは街のきれいな部分。イメージで言えばお台場。
エスタミルからは遠くに見えていた船着場がある。
また歩き回った。わーい。


すると、神殿の澳で怪しい場所を発見。
服にポケットがいっぱいあって、それ全部にナイフやら武器を収納している、怖いおじさんが入り口にいた。
いったんパブに戻って、仲間を整えて、おじさんをぶちのめす。
おじさんは見かけによらず弱かった。


中に入ると、そこは探していたハーレムで、中にはなぜか幼馴染のファラがいた。
あわててやってきた、町長みたいなおっさんと護衛をぶちのめす。護衛よりもこのおっさんが強い。
ここで初めてのひらめき。やっぱサガはひらめかなくちゃ。
倒すとファラの家に戻っていて、助けてくれてありがとう、とお礼を言われた。


ここでいったんリセット。依頼を受けた直後のデータからやり直す。
んで、ファラの家に行くと、ファラがさらわれちまったよ、とさっき金を巻き上げていったファラのおばちゃんに泣きつかれる。
そうか。こういうルートもあるのねー。


ファラを連れて行った奴隷商人の家に行き、奴隷商人をぶちのめす。
すると、ここにはファラはいない、とのこと。
ここでハーレムに行けばいいのかぁ、と思っていると、ハーレムには女しか入れないと言われる。
ジャミル「おいおい俺に女装しろってのか」
プレイヤーの俺も同じ気持ちです。入り口のおっさんくらい楽勝だぜ。


ん?なぜ黙りますか?
違いますよ。そんな、切羽詰った状況で、逆転の名案を思いついたみたいな……。
なぜ視点がぐるぐる回りますか?やめなさい!このかっこいい音楽をやめなさい!


女装したジャミル君。
走り方も内股の女の子走りになってやがる。お前のりのりか。
まあ、門番君はあっさり通してくれたし、ファラ救出。
今度は町長さんを助けてあげた。奴隷商人戦で同じ技ひらめいたし。


パブに戻って依頼主に報告して、お金をゲット。
なにやらぶつぶつ言いながら目の前でドロンと消えたので、忍者だったんだろう。
忍者なら簡単に見つけられそうなハーレムだよな。ま、儲かったからいいや。
ここで相棒のダウド君とさよなら。街から離れたくないのか、そうか。
ごめんな、俺世界中を旅したいんだ。
そしてさよなら。
この時点でパーティーはバーバラ、ミリアム、アイシャというハーレムパーティー。あんまそんな願望はないなぁ。前衛少ないのも不満だ。


今度は北エスタミルのパブで、街の地下墓地に行きたがっている人がいる、とのこと。
連れて行ったら、薬にするためにミイラをとりに来た人だった。
この地下墓地も探索するとおもしろそうだけど、戦力がいまいちな気がするので、後回しに。


さあ、ついに世界に飛び出すぜ。仲間から聞いたいろんな街へ出かけよう!
ってわけで都会を回ってみる。街をうろつくのがやっぱりおもしろい。買物する金もあるしね。
しかし、イベントが起こらない。ダンジョンの場所だけ聞いてもな。
世界を救う気はないけども、小金もちになりたい俺としては不満だなぁ。
途中の街でシフを仲間に。こいつも女性。でも他に前衛向きの仲間がいなかったんだもの。しょうがないしょうがないといいつつ。若干顔がにやけてきたり。


都会ばかりを回っていたので、ちょっと遠出して、シフの故郷のバルハランドに行ってみることにする。なんか、困ってる村の村長とかに頼まれるかなー。
と、思ったらその通り。途中通ってきた雪原のモンスター退治か。よし、こういうの待ってたんだ。


しかし、これが大変だった。
敵がすごいたくさんいたの。ちょっと今までより強かったの。
泣いた。笑った。ひらめいた。うまくひらめかなかったから、何度もリセットしたり。リンクしたり連携したり、いったん装備を整えに戻って、貯金を使い果たしたり。


で、苦労して討伐。報酬だ!報酬を出せ!心持ち強くなってきたので、態度もでかくなる。
報酬は200金でした。
都会のちょっといい部屋に一回泊まるとなくなっちゃう額じゃん。
だいぶ戦闘して、貯金使い果たしてこれかい。
やっぱりへたれて、泣きながら村を後にしたところで、笑点お開き。


なんぼなんでも長すぎや。