ここんとこ読書。
- 五十嵐大介「魔女」
2巻のみ。
宇宙と北欧とか、女子高生と島とか、脳みそに直接ぶち込まれる絵のかっこよさにしびれたね。
- 安永知澄「やさしいからだ」
1巻。バイト先の売り上げに貢献しました>芝さん。
単純に恋してぇ、ってんじゃなくて、気持ち悪くてしんどそうだけども、でも恋してぇという感じだなぁ。してぇなぁ恋。でも俺否定されることしか考えないなぁ。でもしてぇなあ。
と、冬の夜にもだえる男一人、産まれました。ええ、このマンガで。もうびっくりですよ。驚きの(以下略)
- 一色 登希彦「ダービージョッキー」
最終巻の発売日間違えてマンキツに行ったので、21巻まで読んで、別の日に最終巻を読んだ。タイムラグのせいか、途中までのほうが面白かったなぁ。ラストは一巻丸ごと使って、それまでの総決着という感じで、最後上杉と安斎にまとまっていくも、安斎の最強馬へのこだわりがなんか印象薄くて、ちょっともったいなし。レースの流れが、なるべくしてこうなる、ってのが過剰に見えすぎたんじゃないだろうか。伏線の回収しすぎ、というか。
俺の好きな真田くんとか、もっとレースにからんで欲しかった。
ラストまで一気に読んで、ため息をひとつ。原作をがっつり視覚化した上で、遊びもふんだんでかっちょええ。すっきりした絵で、見せ方がうまい。こういう人がどんどん、歴史紛争や特殊能力で戦闘するマンガを描いてくれると嬉しい。
原作を読んでないのだけども、はっきりとラブストーリーで、山田風太郎の原作がこういうストーリーテリングなんだとしたら、びっくりだ。そうか。山田はラブか。
最近は小説が読めない。というか、10ページくらい読むうちに、よそごとを考え始めてしまう。しばらくそうだろう。小説の汁気をしゃぶりつくしているかのような気分。まあ、おもしろいっちゃあ、おもしろい。
リトルスプーン*1にて。スープカレーを食す。流行りものでなく、スタンダードのひとつになって欲しい。カレー好きだけど、濃いのを食うと胃がもたれる俺には、ぴったり。