オナニーマシーン「彼女ボシュー」

彼女ボシュー
ちょ、彼女欲しいってわけじゃないよっ!何言ってんの!?深層心理とか…そんなんじゃ全然ないって!……もう、知らないっ!


緻密に計算された直感、っつーのを感じますね。この人達には。
呼びかけてます。アジテートしてます。観客にも。そして、ムージシャンにも。
アジテートにぴったりの手段/手法を駆けずり回ってヒイヒイ言って用意しながら、ぼーん!煩悩!レッツ!劣情!


サンボマスターと一緒にCD出したり、インディーズマガジンの原稿が3割くらいイノマーが書いてる(感じね。そんな感じ)、そんでドーテー王子のイメージを守るために女の子と外を歩かない、とか。
その意味。影響。なんてこた、しったこっちゃねー。


「ぼくら」とか「みんな」とか、なんでもいーや。アジテーションはくそ食らえと思ってる。
煽り立てられて立ち向かうのは、世間とか、あと会社とか、つかみ所のない大きなものだから。大変だよ。でかいし。よく見てもどこにも見えないし。
敵を見つけてあげて、悪いとこ指差してあげて、どーかすると戦いかたまで教えてあげて、でもアジテーターは責任はとっちゃくれないんだ。


子供の理屈だ。しかし過去、責任を歌ったムージシャンはいない。いないんじゃないかな?つか、責任て何?食べられる?おはしで?スプーンで?


まー、しょーがない。音楽は空気を波で揺らして、いっしょに聞くやつを揺らすようにできていて、ほんで揺れるときは気持ちよく揺れたい。気持ち悪い揺れは、酔うし吐く。All I want is ecstacyってのは皮肉じゃない。
あ、「皮肉」って感じは今まじまじ見るとヤバイですね。


えー、なんだっけ?
あ、オナマシオナマシのアジテートは「ぼくら」に「あの子」に向かえ。って言う。
んでオナマシは、世間とかじゃなく、目の前の1人ずつを揺らそうとする。
そんな人はあんまりいない。
あんまりいても迷惑だ。
オナマシが一つだけいてよかった。


ちなみに、ちょっと前はそれがhideだったんかなー、と思う。今はキシダンかな。
80年代は、それぞれにそーいう人がいて、たくさんいすぎて困ってたんかな。どうかな。