こやま先生の作品が読めるのは「超人ロックスペシャル」だけ!

売ってるとこみたことないんだけどね!その雑誌!


一番好きなマンガは何か、と言われると、時と共に移ろいゆったり、現実のせいで遠く離れてしまったりするものですが、常に一番なもののひとつ、英語で言うところのワンオブザベスト、ってんですか。中国語じゃなんていうか知らないが、漢字だと一最良、ってとこですか。それぞれぼんやりと意味が違いそう。日本語ってすごいやおねえさん!


そうではなくて、ともかく、こやま基夫の「おざなりダンジョン」ってマンガを本当にいいもんだ。と私、幼少のころから思っておりました。


どういいのかってーと、それを申すのもおこがましい。とこれまで膨大に語りまくってきた阿呆のようなsfllさんも思うのです。思うのですが、一点、「物語や感情はだいたいどうでもいいものである」ということは押さえておいていただきたい。
そして、折にふれて予習・復習し、人としていたらないがゆえの醜態に恥じいるようなことがあった際には、特に心の中で三度反芻していきたい。していきつつ、していっていただきたい。もちろん声に出してもいい。さらには、新しい環境にそろそろ慣れてきたころこそ、心していただきたい。油断してはいけない。とはいえ、油断してもかまわない。まあ、どっちでもいい。



この「おざなり」(おざなりに、略)、タイトルを「なりゆきダンジョン」と改め、仕切りなおしたとたんに、掲載されていた雑誌が休刊。それにあわせて、「戦いはこれからだ!」式に一応完結しているのですが、最近、ほら、コンビニなんかに、あだち充コレクションなんつって、小さい雑誌。雑誌なのに、あだち充の古いマンガばっかのってるやつ、あるじゃん。
ああいう類の、マイナーなマンガのもの、しかもこやま基夫のマンガでないやつに、「おざなり」最新作が載ってるらしいんですよ!
リピート。
「おざなり」最新作が載ってるらしいんですよ!
そんで、その出版社から、「おざなり」をエピソードごとに再編集した単行本が出てまして、「おざなり」最新作が単行本になりますように、と祈りをこめて、その再編集版を買っている。ほぼ内容覚えてるのに。
そんなこんなです。



そういえば、いつも「おざなり」を買う本屋は、五十嵐大介「魔女」の原稿が飾ってあって、嬉しい驚きだった。