夜騒ぐ人格たちの観念トーク

「私が思うに……」

思うな。
引き金に指がかかっていたら引いてしまうのが反応。ならば一発目は思いを込めるな。



連中が思っていることをそのまま書けると信じているのが驚き。実際書けているとしたらもっと驚き。そんな「玄関開けたら2秒で無人島」な貴方にオススメの、無人島に一つだけ持っていけるなら持っていく用人格。

「俺-文章」の関係性はメタできるけど?「俺-現実」の関係性は?
(ラジオネーム「飛躍するウサギちゃん」より)

問題の立て方が半立ち。現実は常に複数形ですから、個別に分断してやりましょう。大雑把に分けると「外部」と「認識」。サイレント・マジョリティを考慮して、「認識」の話をします。「外部」はモテすぎです。みんなもっと「認識」のこと見てよ…。
「俺-他人」「俺-システム」で関係性を捉える時代を早退して、「認識-俺」を始めようと思います。視点は「認識」側で。俺を殺して「認識-作法」でもいいのですが、俺が死ぬのは誰も殺せなくなってしまうのでダウト。


「俺-他人」では、

  • 向かいあう
  • 並び立つ
  • 幻想を共有する

の3つの流派があるわけですが、それぞれ規格が違うのにごっちゃに扱う連中が跡を断ちません。こんなことだから、「言葉は暴力だ」と言われるのです。その意気やよし。「認識-俺」システムでは、まずバーリトゥードであることが出発点となります。all などはよい関節技です。all you need is love は一見地味ながら、効果的に急所を締め付けます。


「俺」としても、「認識」の技に常にカウンターをしかける構えをもちましょう。

  • 向かいあう
  • 並び立つ
  • 幻想を共有する

の3流派は互いに3すくみの関係にあることを意識し、常に有利な状況で構えること。ちゃぶ台をひっくり返す反復練習を怠らず続けることで、自然に身につくことでしょう。




「という人格通信教育で一儲けできるんじゃないか、と考えたわけだが……」

考えるな。
見上げれば見上げるほど大きくなるメタの枠が入道。ならば瞳に何も見ていない逸らした視線のように、考えるのをやめろ。